夢のあと 4

思い立ったが吉日。
秋雨です。
その詳細は、次の記事にてお知らせいたします。


昨日は卵を食べすぎまして、(2個弱くらい)
健康の為に、暫くは控えよう。

↓↓さて、はちの月企画の続きをupしていきます↓↓

初回⇒夢のあと 1
2回⇒夢のあと 2
3回⇒夢のあと 3

前回は拍手をたくさんいただきまして、寝起きにもかかわらずテンションあがりましたv
読んでくださるみなさま、感謝です!

また、コメントのお返事を、前回記事のコメント欄に追記しましたので
ぜひぜひご覧くださいv


↓↓そして今回で、話が佳境に入るはず…です!↓↓

【夢のあと 4】

「黒い犬は、僕の前を数歩歩いて、途中で振り返るんです。
ふわふわでかわいかったですし、おもしろそうだったので、着いていってみたんです。」


茶菓子のせんべいに、しろが手を伸ばしながら話す。

「面倒なことになるんだから、怪しいもんには近づくなって、いつも言ってんだろ。」

はちは、夢の中のしろの行動に苦言を呈し、茶をもう一口啜った。

はちにとっての厄介事は、たいていの場合、白色の彼からもたらせる事がほとんどであり、
逆を言えば、彼の行動さえ制限してしまえば、安寧を手に入れられるという意味を示すのだが。

はちは、未だ、彼の持ちこむトラブルに巻き込まれ続けているのが現状である。

「着いて行くと、本棚の前で犬が2度、ワンワンって鳴いたんです。」

ぱりぱりと、米菓子が米粉へ戻っていく。

「2×ワンワンって事か?」

「逆ですよ。ワンワンだから2度。
1+1=田の理論を応用すれば、1×2=犬が成り立ちます。」


言いながら、小分けに袋詰めされたせんべいの、二袋目の封は切られた。
文字が見える目を持つはちは、式に含まれる違和感を、即座に指摘する。

「1=oneに置き換えねぇと、その式は成立しないぜ。それにしても。」

はちはそこで言葉を切る。

「使い古された、なんともくだらねぇ話だ。」

すると、しろは目を細め、

「でも、この考え方が通じるって、同じ世界に住んでるからなんですよね。」

と笑う。

返事の代わりに、訝しげな表情を浮かべたはちは

「…それで?」

と先を促した。

「わんちゃんは階段を下りて、店の方に走ったんです。で、本棚の上の方を暫く見上げて
いたんですが、突然、前足でガリガリと。まるで、棚で爪とぎをしているみたいでした。」


順序立てて説明できるようになりつつあるしろに、はちは安堵する。

その成長に免じて、

「爪とぎをするのは、普通は猫だ。」

と、喉元まで上がってきたツッコミを飲み込む。
話が波に乗ってきたしろは、両手を大きく広げ、朗らかな笑顔と共に、

「それから、天井に向かって走り出したんです。」

びしりと、例の本棚、正しくはその天井付近を指差した。

「は?」

はちの安堵は、一瞬にして霧消した。

【続】

思ったより、短かった(汗)
だけど、佳境の始まりには、立てたはずです。


短編がんばるぞ!ってことで、ランキングですv
気が向いたら、おしてやってください。



fc2ブログで当ブログは何位でしょうか…

にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

ブログランキング!

拍手・感想・苦情等は以下のアイコンよりどうぞ!
拍手だけでも大歓迎v
お返事は
次の記事でしてます(*´∀`*)

スポンサーサイト

テーマ : オリジナル小説
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

説明

秋雨

Author:秋雨
人間と憑者のライトホラー物語。

現実世界その他諸々の事象とは、一切関係ありません。著作権は放棄していません。なにかありましたら拍手からお願いします。

【管理人】

秋雨。成人済。

【主な登場者紹介】

黒川 はち

古書店黒蝶堂堂長。
気苦労の絶えない受難者。

氷山 しろ

黒蝶堂副長。
電波的言動の目立つ青年。

ゆり

黒蝶堂憑者。
冷静沈着な少女。

深見ヶ原 牡丹

深見ヶ原墓地憑者。
猪突猛進イノシシ娘。

カコ

川辺の憑者。
人間嫌いで鬼桐の部下。

鬼桐

煙草が手放せない隊長。
熱くなると誰にも止められない。

黒川 伊織

はちの祖父で先代堂長。
3年前に他界。

メニュー
twitter
    更新情報配信中